※AIU保険会社は2018年1月1日に富士火災海上保険と合併し、AIG損害保険となりました。何かの参考になるかと思いますので残しておきますが、この記事での内容は合併以前の内容を記載したものですのでご注意ください。
AIU保険会社は、日本ではあまり馴染みのない保険会社ですが、アメリカの保険会社AIGが展開する保険会社で、グループ全体で見れば世界最大級の保険会社です。また、日本での保険会社としての歴史は意外に古く、戦後GHQの要請により販売を開始したことが始まりです。
同じAIGグループには、アメリカンホームダイレクトや富士火災海上保険等があります。※アメリカンホームダイレクトは2016年3月で新規募集を停止しています。
AIU保険会社の特徴
充実したサポート体制
AIU保険会社は、オリコンの自動車保険満足度ランキングの事故対応ランキングで1位、サポート・サービスランキングで2位となっていて、顧客対応の体制が整っており高い評価を得ていることがわかります。
運転者年齢の詳細な設定
AIUの運転者年齢条件には、全年齢補償、21以上補償、26歳以上補償の3種類があります。しかし、26歳以上補償の場合は、記名被保険者の年齢によって10歳刻みで保険料がアップダウンします。つまり、実質的には26歳以上も10歳刻みで年齢条件が設定されているのと同じことになります。
※60歳以上となった時点では50代のときより保険料がアップします。
独自の特約
AIU保険ならではのユニークな特約が用意されているのが特徴です。次の3種類の特約がAIU独自の特約です。
iセキュア
iセキュアという特約では、記名被保険者とその「家族」のクレジットカードや銀行カードが不正使用された場合に。最大500万円の補償を受けられます。
特定修理工場入庫特約
特定修理工場入庫特約では、事故で車両の修理が必要な場合に、AIUの指定する工場に持ち込めば車両保険金の5%相当額が、車両保険金に追加して支払われます。(5万円が限度となっています)
車上狙い費用補償特約
車上狙い費用補償特約では、車上狙いによって窓ガラスやキーシリンダーが損傷を受けた場合に、一時金3万円(定額)を受け取ることができる特約です。
ロードサービス
車が故障して自走できなくなったときのレッカー移動の無料運搬距離が無制限となっています。JAF会員の無料距離は15㎞ですから、大きなメリットです。
そのほか、キーとじ込み対応、落輪対応、タイヤ交換、その他の軽作業のサービスを無料で受けることができます。
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