代理店型任意保険のメリットは、保険料が高い代わりに、代理店による充実したサービスが受けられることです。しかし、世の中のすべての代理店が高い保険料を支払う価値のある代理店であるとは限りません。
代理店の良し悪しは加入者によって違う
今加入している保険の代理店が良い代理店か悪い代理店かはどうやって見分ければいいのでしょう。
ただし、この代理店は良い代理店でこっちの代理店は悪い代理店、と言ったように業者ごとに良し悪しが決まるとは限りません。(もちろんその場合もあります。)
同じ代理店でも加入者によっては良い代理店であったり悪い代理店であったりします。なぜなら代理店としての良し悪しとは、その顧客とのコミュニケーションの量によっても異なってくるからです。
抽象的な相談を投げかけてみる
良い代理店であれば、抽象的な相談をしても親身になって適確な保険プランを提案してくれるはずです。例えば子供が生まれたので保険を見直したいとか、もっと抽象的に今の自分に必要な補償内容はどのようなものか、といった質問をしてみるといいでしょう。
それに対する応答が迅速かつ適確で、それは良い代理店だと言えるでしょう。的外れなことを言う場合はもちろん、必要以上の補償を勧めてくると感じた場合は要注意です。
良い代理店は自分から客の様子を見に来る
良い代理店であれば、特に何もなくても代理店からの声掛けがあるはずです。1年を通じて契約更改のときにしか連絡をしてこない代理店は変更してしまった方がいいかもしれません。
車を買ったディーラーでそのまま保険に入り、それっきりだという人もいるでしょう。ディーラーのような兼業代理店の場合は、あまり保険に力を入れていない場合もあるので注意してください。
ただし、ディーラー兼代理店が悪いというわけではありません。自動車の売買を通じて良好な関係があれば、保険代理店としても良い代理店として機能します。また、車の修理や車検の際にもついでに保険の話もできるというメリットもあります。このあたりのバランスを考えて検討してみてください。
もし、あまり良くない代理店と契約しているなと思ったら、代理店を代えてみるかダイレクト型に移行することをおすすめします。