任意保険の料率クラスとは?

任意保険は補償限度額や等級・付帯する特約等で保険料が変わってきますが、他にも契約車両がどんな車両なのかという点も保険料に影響します。

これまでに販売された自動車には、原則として全ての車両に料率クラスが設定されています。

料率クラスはどこの保険会社でも同じ

料率クラスは、損害保険料率算出機構が毎年、全ての車両の形式と年式で定めているものです。業界全体で決まっていることですから、どこの保険会社で契約しても同じ料率クラスが使用されます。

昨年度1年間で全く保険を使っていないのに保険料が上がることがありますが、それは前年の同型車両の事故が多く料率クラスが変わってしまったことが原因の可能性もあります。

料率クラスには対人賠責、対物賠責、傷害、車両の4つのカテゴリに分けられており、それぞれ1~9の9段階が定められています。数字が高いほどリスクが高い、つまり保険料が高いことを意味します。

軽自動車の料率クラス導入は2018年から

これまでは軽自動車には料率クラスは有りませんでした。しかし、2018年度から軽自動車にも料率クラスが導入されることが決まっています。

料率クラスは様々な要因で決まる

火災保険では、燃えやすい木造建物よりも燃えにくい鉄筋コンクリートの建物の方が、当然火事になるリスクは低いです。そのため保険料は鉄筋コンクリートの方が安くなります。

これと同じように、車両の形式によって事故の発生率は異なってきます。

例えば、(一概には言えませんが)スピードの出しやすいスポーツカーは事故が起こりやすく、事故が起こった場合の被害も大きくなってきます。そうなると損害賠償額も高額になる傾向があります。

そのためスポーツカーでは対人賠責・対物賠責料率クラスが高くなる傾向があります。

また、高級車であれば、支払われる保険金も高額となる傾向があるため、車両料率クラスが上がってきます。

この他にも、盗難のされやすさや、その車の運転する人の平均的な運転技術も料率クラスが上がる間接的な要因になってきます。

料率クラスと保険料

料率クラス1の保険料を1倍とすると、保険料の倍率は下の表のようになります。

最大で4倍の保険料がかかることになりますが、毎年変動するものですから、車を買う際にまで神経質にはならず、目安程度に考えるのがいいでしょう

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