こちらはSBI損害保険の任意保険加入例です。
加入者の状況について
SBI損害保険の加入例では、加入者の詳細情報が記載されていないため、目安程度に考えます。
年齢は30歳で、運転者は本人限定、使用目的が日常・レジャーとなっています。また、年間走行距離も短く5000km以下となっています。等級が15等級となっていますが、年齢にしては高いですね。同じ30歳の方なら大抵はもっと低い等級のはずですから、実際はやや高めになると見積もった方がよさそうです。
ここらか推察するに、現在一人暮らしで、車の使用は休日のみで買い物や遊びに行くときにときどき使用している程度と考えられます。
補償内容について
それでは補償内容を確認していきましょう。
まず賠償責任保険ですが、こちらは対人・対物共に無制限となっています。とんでもない高額賠償のリスクがありますから賠責保険は確実に無制限にしておきたいところですね。この内容で問題ないでしょう。
次に傷害補償部分を見てみましょう。人身傷害補償保険は最低の3000万円、搭乗者傷害保険は1000万円となっています。この年齢で1人暮らしで搭乗者傷害を付けているのは少し珍しいように思います。大抵の方は保険料を抑えたがるので、人身傷害のみを付帯しています。保険料を抑えたいなら搭乗者傷害保険は外してしまいましょう。
一人暮らしでほとんど他人を乗せることもないでしょうから、搭乗者傷害はコストパフォーマンスが悪くなってしまうからです。じゃあ人身傷害補償も外してしまえば?と考える方もいるかもしれませんが、過失割合のある車対車事故を考えるとここは外さない方がいいでしょう。
次に車両保険ですが、エコノミーA型で150万円となっています。個人的には、まだ年式の新しい車ですから、車両保険はエコノミーAではなく一般型を付けたいところです。保険料はこれでアップしますが、自損事故や当て逃げ事故が補償対象外となるのは痛いところです。
割引にインターネット割引と証券不発行割引が付いています。インターネット割引はどこの保険会社でも割引額が高く、1万円のところも多くなっています。これに対して証券不発行割引はどこでも500円か600円程度の割引です。
すぐに保険会社のHPにアクセスして内容を確認できる環境と気力があれば付帯すればいいですが、保険証券は車検証とセットで保管しておいた方がいざというとき便利ですので、発行しておくことをおすすめします。
参考元:https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i100503CT/PD/0301