免許更新手続や更新期間

運転免許の更新では、運転免許証の色や更新期間、講習内容が人によって異なります。これはややこしいようにも見えますが、運転者の種類や年齢によって区別するとわかりやすく理解することができます。

運転者の区分

運転者は次の4つの区分に分類されます。

  • 優良運転者
  • 普通運転者
  • 違反運転者
  • 初回更新者

優良運転者

優良運転者は、更新日の40日前から過去5年以内に事故・違反がない人のことです。

普通運転者

普通運転者は、更新日の40日前から過去5年以内に軽微な違反が1回のみがあった人のことです。軽微な違反とは、違反点数が3点未満の違反を指します。

違反運転者

違反運転者は、更新日の40日前から過去5年以内に軽微な違反が2回以上あった人、または、軽微でない違反が1回以上あった人のことです。

初回更新者

初回更新者は、文字通り初めて免許を更新する人(更新前の免許証の色がグリーン)の人です。ただし、違反運転者の条件に該当する場合は、初回更新者ではなく違反運転者となります。

高齢者について

上記4つの区分とは別に高齢者の区分が存在します。高齢者とは、運転免許証の更新満了日の年齢が満70歳以上の人を言います。高齢者は上記免許区分に関わらず次の特徴があります。

  • 免許更新期間は運転者区分に関わらず3年(70歳ちょうどの場合は4年)
  • 高齢者講習の受講が必要

免許証の色と更新期間

免許証の色は優良運転者のみがゴールドで、それ以外の更新運転者は全てブルーです。

更新期間はゴールドが5年ブルーが3年との認識を持っている人が多いですが、一般運転者であれば5年となる場合もあります。この点は高齢者の区分も含めると少し複雑なので図にしました。

運転者区分 免許証の色 年齢 更新期間
優良運転者 ゴールド 70歳未満 5年
70歳 4年
70歳以上 3年
一般運転者   ブルー 70歳未満 5年
70歳 4年
70歳以上 3年
違反運転者 不問 3年
初回更新者 不問 3年

講習時間と更新費用

70歳未満の場合、運転者の区分によって受講する講習の内容と費用が異なります。当然違反の大きいほど講習時間は長く費用も大きくなります。なお、下記の費用は免許更新費用を含んだ金額です。

運転者の区分  講習時間 費用
優良運転者 30分 3,000円
一般運転者 1時間 3,300円
違反運転者 2時間 3,850円
初回更新者 2時間 3,850円

視力検査

免許更新の際は視力検査も必要です。視力が運転免許の条件を満たしていないと、再検査が必要になります。前回より視力が落ちていると感じたら、眼鏡を作り直す等の対応をしましょう。

⇒ 自動車の運転免許に必要な視力

写真撮影

どうでもいい話かもしれないですが、免許センターのスタッフは毎日大量の更新者をさばいていますから、写真撮影も流れ作業感がすごいです。

そのため、シャッターを押すとき何も言ってくれない人だとかなり変な顔の写真で3年間ないし5年間身分証明をすることになります。写真撮影の時は油断して変な顔にならないよう注意してください。

免許の更新期間中に更新に行けない場合

どうしても都合がつかずに免許の更新期間中に更新に行けない場合は、更新期間前や免許失効後でも更新することができる場合があります。やむを得ない事由は道路交通法で次の通り定められています。
  1. 長期の海外旅行・出張をしていた場合
  2. 震災等の災害に遭っていた場合
  3. 病気や怪我で入院していたり、外出ができなかった場合
  4. たいほ・勾留されていたとか刑務所等に服役していた場合
  5. 社会の慣習上又は業務の遂行上やむを得ない用務が生じた場合

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