高速道路の合流地点での事故の過失割合 3例

高速道路の本線を走行する自動車は通常80㎞以上の高速で走行しています。これに対してインターチェンジやサービスエリアから合流してくる車両は加速車線を利用して加速してから合流する必要があります。これは本線走行車両を円滑・安全に走行させるためです。

1.自動車同士

合流自動車:70% 本線走行自動車:30%

上記で説明した通り、合流車は加速した上で本線走行車を妨害しないように本線に進入する必要があります。合流車はその義務に違反したのですから責任が重く、合流車側の過失割合が70%となっています。

なお、合流車が十分に加速しないまま本線に車線変更していた場合は、さらに合流車の過失割合が10%~20%加算されます。これに対して、本線走行車両が急加速するなど、合流車の合流を阻害するような行動を取った場合は逆に本線走行車の過失割合が0%~20%増加します。

2.自動車が合流、バイクが本線走行

合流自動車:80% 本線走行バイク:20%

本線走行車がバイクであるという点がケース1とは異なります。バイクであっても自動車と同じ責任が課せされますが、過失割合については自動車の場合と比べて10%有利に扱われて20%となっています。これは、バイクにはシートベルトがなく事故の場合の死傷リスクが高いため保護の必要性も高いと考えられているためです。

3.バイクが合流、自動車が本線走行

合流バイク:60% 本線走行自動車:40%

ケース2と逆で、合流車両がバイク、本線走行車両が自動車の場合の過失割合です。この場合も合流バイクの責任はケース1の合流自動車と全く同じですが、バイクは過失割合の点で保護を受けますので、過失割合はケース1の場合より10%減算されて60%となります。

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