高速道路での運転に関する違反の罰則と違反点数

高速道路では、高速での運転が許されている反面、安全な高速走行を行うために、一般道路にはない特別なルールが設定されています。ここではそれらの義務の内容や違反した場合の罰則内容と違反点数を紹介します。

高速道路に関する違反には、「高速自動車国道措置命令違反」、「本線車道横断等禁止違反」、「高速自動車国道等運転者遵守義務違反」があります。

高速自動車国道惜置命令違反

違反点数:2点 罰則:3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金

高速自動車国道措置命令違反は、高速道路に関して出される命令に違反することです。

高速道路は高速かつ安全な走行を実現するために、歩行者の立ち入りや排気量が125㏄以下のバイクの走行が法律で禁止されています。それにもかかわらず進入すると警察などから進入を中止するよう命令を受けることになります。この命令を無視、違反した場合にこの違反が適用されます。

また、その他にも、台風・大雨等の荒天による通行止めや速度規制等の命令が出されることがありますが、これに違反した場合も同様です。

この違反は点数は2点ですが、交通反則通告制度の適用を受けない赤キップ扱いの違反となります。

高速自動車国道等運転者遵守事項違反

違反点数:2点 反則金:9,000円

次のいずれかに該当する場合は、高速自動車国道等運転者遵守事項違反となります。

  • 高速道路の本線、加速車線、減速車線、登坂車線で運転不能となった場合
  • 車両に積載した物を落下させた場合

高速道路では、高速で走行しますから、先行車が停止していたり、落下物を落としていると回避行動が難しく非常に危険です。そのため、ドライバーには高速道路を走行する前には、ガソリンやオイル、タイヤの状況、積荷の固定状況を確認して、安全に走行できるように準備しなければなりません。

高速道路上で運転不能となった場合や落下物を落とした場合はこれらの義務に違反したことになります。ただし、走行不能となりそうで路肩に停車した場合は違反とはなりません。

本線車道横断等禁止違反

違反点数:2点 反則金:9,000円

本線車道とは、高速道路や自動車専用道路のことを指しています。(道路交通法第2条第3号の2)

次の行為をすると、本線車道横断等禁止違反となります。よくニュース等で問題となってる高速道路の逆走はこれに該当します。

  • 本線道路を横断した場合
  • 本線道路でUターンした場合
  • 本線道路でバックした場合

制限速度違反について

制限速度違反の加算点数と反則金(罰金)が一般道路より一部緩やかになっています。詳細は下記記事を参照してください。

⇒ 速度超過・最低速度に関する罰則と違反点数

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