SBI損害保険で紹介されている任意保険の加入例です。結婚している35歳の方を想定した内容となっています。
加入者の状況
この加入例では、ノンフリート等級が20等級と35歳では少し考えにくい等級となっています。どこの保険会社でも加入例では、年齢の割に等級が高いのが気になりますね。もし同じ年利絵の方がこの例を参考にするのであれば、自分の等級の割引率に引き直して再計算する必要があります。
等級別の割引率はこちらの記事を参照してください。⇒ノンフリート等級
そのほかの契約内容としては、年間走行距離が5000km以下、26歳以上補償、免許証の色はゴールド、使用目的は日常レジャーですから、運転するのは休日のみと考えられます。結婚相手の方も運転するため運転者は配偶者限定となっています。
補償内容
補償内容は、対人・対物が無制限、人身傷害補償保険は3000万円、搭乗者傷害保険が1000万円となっています。最小限に近い補償ですが、搭乗者傷害もありますので年齢から考えて十分でしょう。
車両保険はエコノミーA型で295万円となっています。この車は初度登録から2年も経過していないのでエコノミーA型ではなく、当て逃げや自損事故も補償される一般型で付帯するのがおすすめです。
自損事故では動物による衝突が含まれますので、イノシシやシカの飛び出しが考えられる山道での運転が多い場合は注意してください。また、当て逃げには、うっかり相手の氏名を聞き忘れてしまった場合も含まれますので、この点も含めてエコノミーA型で加入する場合は十分に注意してください。
割引を最大限有効活用していることもあって保険料は14,200円ととても安くなっています。このあたりはさすがダイレクト型でも一番保険料が安いと言われるSBI損保の特徴が出ていると言えます。くどいようですが、ここまで安くする必要もあまり感じないので、やはり車両保険は一般型の方がいいでしょう。
証券不発行割引を付けていますが、保険料の割引額は大きくありませんので、すぐに内容を確認できるように、なるべく発行しておくことをおすすめします。
参考元:https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i100503CT/PD/0301