車と自転車・交差点・信号あり・直進車同士 5例

自転車であっても自動車であっても、道路交通法の規制を受ける車両ですから、信号無視をした方が大きな責任を負うことになります。同じ信号無視でも黄信号と比べて赤信号の方が責任が重くなります。これに自転車としての過失割合の修正がなされたものが、ここで紹介する過失割合となります。

1.自転車が青信号、自動車が赤信号

自転車:0% 自動車:100%

自動車が信号無視をしており、重大な違反が見られます。これに対して、自転車は青信号で信仰しており、全く過失責任の発生する要素がありません。そのため全責任を自動車が負うことになります。ただし、自転車側に2人乗りやわき見運転等の修正要素があれば過失割合が発生する可能性があります。

2.自転車が赤信号、自動車が青信号

自転車:80% 自動車:20%

ケース1の逆で自転車が信号無視をして、自動車が青信号で進行した場合です。こちらの場合は自転車が重大な違反をしているため、自転車側が大きな過失割合を負担することになります。ただし、自転車は自動車と比べて保護の必要性が高いため、自動車側も過失割合を20%負担します。

3.自転車が黄信号、自動車が赤信号

自転車:10% 自動車:90%

このケースでは自動車が赤信号を無視している点では、ケース1と全く同じです。これに対して自転車は黄信号で交差点に進入しています。黄信号では、自転車は原則として停止しなければならず、停止が困難な場合のみ進行することができます。自転車は停止義務に違反していますが、その程度は赤信号を無視した自動車ほどではありません。そのため、10%だけ過失割合を負担することになります。

4.自転車が赤信号、自動車が黄信号

自転車:60% 自動車:40%

ケース3と自転車と自動車の立場が逆の場合です。赤信号無視の自転車はケース2と同様重い責任を負います。これに対して、自動車も黄信号の停止義務違反がありますので、ある程度の責任が発生します。そのためケース2と比べて自動車側に20%過失割合が加算されます。

5.自転車・自動車共に黄信号

自転車:30% 自動車:70%

交差点の信号はタイミングによっては全ての信号が赤になります。この場合は、自転車・自動車共に赤信号無視という違反があり、その程度は同一です。そのため、自転車の要保護性による修正のみがなされることになり、自動車側が70%の過失割合を負担します。

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