保険会社別の任意保険加入例をご紹介しながら、併せて当サイト管理人の主観を交えた意見を記載しています。年代・車種別にどのような補償を付けるとどれくらいの保険料になるかの参考にしてください。
20代の任意保険加入例
20代で一番大変なのは、まだまだ収入が多くないのにノンフリート等級が低く、保険料が高額となってしまうことでしょう。保険料を抑えるポイントは車両保険です。初めての自動車は低価格帯の中古車にして、車両保険を付帯せずに乗るのがいいでしょう。等級が上がり割引率が高くなったら新車に買い替えることも検討するのが良さそうです。
30代の任意保険加入例
40代の任意保険加入例
50代の任意保険加入例
このあたりの年齢からは、お子さんも運転免許を取得していることが増えてきます。運転者限定特約の内容を正しく理解して設定することがポイントです。
60代の任意保険加入例
バイク保険の加入例
バイク保険ではノンフリート等級は4輪の自動車保険とは別になっているため、新規加入では4輪の等級に関わらず6等級からスタートします。125cc未満のバイクであればファミリーバイク特約での補償内容も検討してみてください。バイク保険では基本加入セットに人身傷害補償保険が付いていない場合がありますので注意してください。
いくつかの保険会社の加入例を見ていてわかりましたが、どこの保険会社でも年齢の割にノンフリート等級が高めに設定されている傾向にあります。どこの保険会社もできるだけ保険料を安く見せたいと考えているためだと考えられます。実際30代前半でノンフリート等級が20等級の方はほとんどいらっしゃらないと思います。
また、日常的に運転している人ではゴールド免許でない人は珍しくありませんが、加入例で免許証の色がブルーなのは、加入者が若くゴールド免許の取りようがないケース以外では皆無でした。
この他、車両保険をエコノミーA型とか車対車型で付帯している加入例も多くみられました。こちらも車両保険を付けてもこの価格という印象を強くつけたいためと思われます。エコノミーA型は保険料は安いですが、補償範囲が狭く、自損事故や当て逃げは補償対象外です。
自損事故は動物の衝突や自転車との事故が含まれますし、当て逃げ事故では、文字通り当て逃げに遭った場合だけでなく、相手の氏名や住所を聞き忘れてしまってわからない場合も含まれます。
これらの加入例を参考にする場合は、実際の自分のノンフリート等級や免許証の色に引き直してみることをおすすめします。
一応加入例を見て疑問に思ったポイントはその都度指摘していますが、ご自身でどのような加入がいいのかをよく考えてみてください。