「自動車」対「バイク」事故の基本的な考え方

四輪自動車(三輪や四輪超の大型トラックを含む)とバイク(原動機付自転車を含む)の事故はどちらも道路交通法上は自動車として分類されています。そのため、道路を走行する上での注意義務は基本的に変わりありません。

二輪車特有の事情と過失割合への影響

本来負うべき注意義務は二輪車も四輪車も同じなのですが、二輪車の方が過失割合が軽減される傾向があります。その理由は2つあります。

1つ目の理由は、危険回避措置の困難性です。二輪車は走行していないと倒れてしまうという点で四輪車と比べて不安定な乗物です。そのため、走行中の制約も四輪車より大きく、危険の回避行動を取るのも難しいという特徴があります。このような特徴があるため、運転者の責任が軽減される方向に働きます。

2つ目の理由は二輪車側の保護です。四輪車はシートベルトで体を固定するため、事故が起こっても比較的安全な車内にとどまることができます。しかし、二輪車は事故が起これば基本的に車外放出事故のようなものですから、死傷のリスクも高くなります。そのため、四輪車と比べて保護の必要性が高いとされています。

以上のような理由から、二輪車の過失割合は四輪車より低く設定されています。

過失割合の修正要素

過失割合の相場というものは、ケースごとに考えられる注意義務違反を過失割合に落とし込んで設定されています。しかし、運転者のいずれから他にも違反行為をしていた場合は、その違反の程度に応じて過失割合を修正する必要があります。

具体的には次のような行為が過失割合の修正要素となります。修正される割合は過失の程度によって異なりますが、5%~20%程度です。複数の違反行為がある場合は二重に加算されます。

  • 酒気帯び運転・酒酔い運転
  • 携帯電話での通話・操作中の運転
  • ヘルメット・シートベルトの不着用
  • 無免許運転
  • 速度違反
  • 一時停止違反

自動車対バイク事故の過失割合

⇒ 信号のある交差点の直進自動車・バイクの事故の過失割合

⇒ 信号のない交差点の直進自動車・バイクの事故の過失割合

⇒ 信号のある交差点の直進バイクと右折自動車の事故の過失割合

⇒ 信号のある交差点の直進自動車と右折バイクの事故の過失割合

⇒ 信号のない交差点の直進バイクと右折自動車の事故の過失割合

⇒ 信号のない交差点の直進自動車と右折バイクの事故の過失割合

⇒ 同一方向から来たバイクと自動車の事故の過失割合

⇒ 駐車場に出入りする自動車・バイクと道路走行車の事故の過失割合

⇒ 対向車線・同一進行方向車両との事故の過失割合

⇒ 直進車とUターン車の事故の過失割合

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