道路交通法の知識

道路交通法に関する用語や運転免許に関する知識、道路交通法違反の点数等についての解説記事のまとめです。

道路交通法に関する基本的な知識

⇒ 道路の優先関係

⇒ 反則金と罰金の違い

⇒ 青キップで刑事罰が科されることもある

⇒ 道路外致死傷とは

⇒ 初心者マークやその他の標識の意味と内容

⇒ 自動車の優先関係

⇒ 緊急車両に関する知識

⇒ 緊急車両(主にパトカー)の事故の責任

⇒ 信号機の種類や表示の意味

⇒ 自動車の回転灯の色

⇒ 指示標識と規制標識

⇒ ヘッドライトの使い方について

⇒ ラウンドアバウト（環状交差点）の通行方法

⇒ ゼブラゾーンの意味と機能

⇒ 運転免許の取消（免取）となる条件と欠格期間

⇒ 運転免許の停止（免停）となる条件と解除方法

⇒ 教習所以外の仮免自主練習がおすすめできない７つの理由

⇒ 駐車と停車の違い　５分までなら駐車にならないは本当か？

⇒ 路上駐車はどこまでならセーフ？

⇒ 駐車違反の点数回避問題と回避リスク

⇒ 道路標識の英語表記化

⇒ 赤信号停止中も右折・左折の合図が必要？

⇒ パーキングチケット・パーキングメーターと駐車違反

⇒ 黄色点滅信号の問題点と今後減っていく理由

道路交通法違反の罰則と違反点数

道路交通法に違反すると、ほとんどの場合点数が加算されるとともに、反則金または刑罰が科せられます。

⇒ 道路交通法違反一覧（準備中）

⇒ 違反点数が加算されない違反行為

⇒ シートベルト装着義務違反の罰則と違反点数

⇒ 特定違反行為の罰則と違反点数

⇒ 酒気帯び運転の罰則と違反点数

⇒ 共同危険行為等禁止違反の罰則と違反点数

⇒ 速度超過・最低速度に関する罰則と違反点数

⇒ 安全運転義務違反の罰則と違反点数

⇒ 無灯火（無燈火）・減光等義務違反の罰則と違反点数

⇒ 無免許運転等の罰則と違反点数

⇒ 運転中の携帯やスマホ使用に関する罰則と違反点数

⇒ 高速道路での運転に関する違反の罰則と違反点数

⇒ 騒音運転等・消音器不備の罰則と違反点数

⇒ 信号無視(赤色等・点滅)の罰則と違反点数

⇒ 徐行義務違反の罰則と違反点数

⇒ 警察官現場指示違反・警察官通行禁止制限違反の罰則と違反点数

⇒ 自動車の整備不良（制動装置等・尾灯等）に関する違反の罰則と違反点数

⇒ 路面電車後方不停止・軌道敷内違反の罰則と違反点数

⇒ 踏切不停止・しゃ断踏切立入りの罰則と違反点数

⇒ 環状交差点（ラウンドアバウト）の交通違反の罰則と違反点数

⇒ 急ブレーキ禁止違反と車間距離不保持の罰則と違反点数

⇒ 進路変更禁止違反・割込み等の罰則と違反点数

⇒ 追越し違反・追い付かれた車両の義務違反の罰則と違反点数

⇒ 駐停車違反・放置駐車違反の罰則と違反点数

⇒ 通行区分違反・指定通行区分違反の罰則と違反点数

⇒ 合図不履行・合図制限違反の罰則と違反点数

⇒ 警音器吹鳴義務違反・警音器使用制限違反の罰則と違反点数

⇒ 過労等運転・麻薬等運転の罰則と違反点数

⇒ 大型自動車等無資格運転の罰則と違反点数

⇒ 無車検運行・無保険運行の罰則と違反点数

⇒ 緊急車妨害等の罰則と違反点数

⇒ 安全不確認ドア開放等の罰則と違反点数

道路交通法について

道路交通法は1960年（昭和３５年）に施行されました。

当時は交通量の増加とともに交通事故の件数や死傷者数が急激に増加していました。９０年台後半からは自動車ブームが過ぎたことや自動車の安全技術の向上に伴い、減少に転じました。

近年では減少が続いているとは言うものの、年間の死者数は未だ数千人規模であり、交通ルールの遵守は全ドライバーにとって必須のことと言えます。

道路交通法では主に交通ルールの取り決めと交通違反を起こした場合の刑罰が定められています。

道路交通法違反は全て犯罪行為で刑罰の対象となります。ただし、一定の軽度の違反行為については交通反則通告制度が取られており、反則金を支払うことで刑罰が事実上免除されます。これがいわゆる青色切符と呼ばれるものです。

よく青色キップの違反は刑罰が科されないから犯罪ではないと言われますが、交通反則通告制度によって刑罰を科すプロセスが除外されているだけで犯罪に該当します。

また、道路交通法に違反すると刑罰とは別に運転免許に点数が加算されていきます。よく減点方式だと間違われるのですが、正しくは加点方式となっています。加算点数は違反行為の種類や態様によって変化します。一定以上の点数に達すると免許停止や免許取消の処分を受けることになります。点数によって免停期間や免許再取得禁止期間が異なります。